人工光型植物工場・多段ラックArtificial Light Plant Factory and Multistage Rack

人工光型植物工場

昨今、レタス生産プラントは大型化の傾向が進んでおり、
数万株のレタスを毎日生産できる施設が各所に建設されています。
このような施設でも三進のラック技術や水耕栽培施設、省力化機器が活躍しています。
  • 各施設の使用方法に合わせて、ラックの詳細をカスタマイズすることが可能です。
  • より高い生産能力を発揮するラック・養液システム等の栽培方法をご提案します。
  • カスタマイズしたラックや省力化機器・遠隔制御システムを組み合わせ、低コスト運営をサポート。
建屋
虫などの侵入を防いだ外界と隔離された栽培空間が必要です。
在来工法建築+内装仕上げの他、既存遊休建物での断熱パネル利用など各種の方法があります。
その他の施設
  • Aエアシャワー
    体についた埃を払い落し、工場内を衛生的に保ちます。
  • B養液調節機器
    常に最適な地下系栽培環境を守る養液成分管理用EC・pHセンサー・コントローラー、肥料を溶かし込んだ養液タンク(肥料タンク)、養液供給ポンプなどで構成されます。
  • C冷蔵室
    商品の鮮度を保って出荷調整を行う一時保管場所として利用されます。
  • D洗浄室
    使用済みのパレットなどを洗浄します。
    Eパネル乾燥室
    洗浄したパネルを乾燥します。
    F出荷室
    ビニールカーテン等で出荷口から塵や埃を含んだ外気や虫の侵入を防ぎます。
[機器構成イメージ]
機器構成イメージ
    自動制御機器
    地上部環境(光・温湿度・CO₂濃度・風量)と地下部環境(養液成分「EC・pH」・養液温度)を制御し、最適な生産能力を確保するための制御機器。PCと連携しインターネット・クラウド活用やスマホとの連携などもできます。
    • 空調
      栽培に適した温度に室内をコントロールします。明期(光源点灯期)と暗期(光源停止期)の変温管理が必要です。光源発熱量を排出(冷却)するものです。(HEPAフィルター採用)
    • 光源
      植物を育成するため不可欠な機器です。LED利用が主流となっておりますが、選択に際して、栽培品種に適した波長特性、光強度や寿命などを考慮することが大事です。
  • 播種・育苗エリア
    栽培野菜の種子や苗を高密度で栽培します。
    • 育苗室
      発芽した種子をLEDの光で育てます。
    • 発芽室と保管棚
      恒温・高湿度で種子の発芽を促します。光にあてない発芽したばかりの種子は、多段式の狭い棚段スペースに一時保管します。ラックはサビに強い高耐食性めっき鋼板仕様です。
  • 加工/梱包エリア
    収穫した野菜のトリミング作業や梱包作業を行います。
    衛生的な環境と効率的な作業空間が求められます。
      周辺機器
      毎日生産を継続する植物工場では、繰り返される作業の中で、機械化が可能な作業も多くあります。例えば、播種・パネルへの定植、育苗から本圃への移植、栽培ベッドでのパネル移動、収穫作業や外葉トリミング、包装、使用器具の清掃などです。このような作業の省力化は、経営健全化のため大事な検討項目となっています。
  • 栽培エリア
    野菜の生長に合わせて、棚段間隔や栽培する野菜同士の間隔も広くしなければならないため、
    限られた空間内での効率的な栽培が求められます。
      • 栽培ベッド
        植物を栽培する一番大事な部分、土を使わない水耕栽培が一般的です。土の代わりに養液をプール状に(DFT)張ったベッド(畑)と植物を保持するパネルで構成されます。養液を薄膜にした方式(NFT)もあります。
      • 栽培管理システム
        IT技術により遠隔からでも栽培状況を把握し、栽培環境の制御を適切に行い、安定した生産システムを提供します。
      • 栽培棚
        栽培ベッドを多層に設置するために必要な資材です。養液重量や耐震性などの強度の他、養液接触や、高湿度環境に耐えうる耐食性も求められます。
      • 移植機
        育苗パネルから定植用のパネルへと苗を自動で移植する機械です。人手のかかる工種を省人化すると共に、品質の均一化にも寄与します。

人工光型植物工場

国内最高のラック技術を活かして
  • 日本随一の金属製ラック製造能力を背景に持つ設計製造施工一貫体制
  • 植物工場に適した新型多段ラックの開発
  • 現場に応じたカスタマイズや多層化にも対応
実績70案件、日産8万株を誇る三進ラックの特長
  • 新開発した多段ラックは、サビに強く、段構成の見直しにより同面積1.5倍(当社比)の収量が可能。
  • 構造計算に裏打ちされた部材構成により、ラック自体が断熱パネルやパーティションを支える構造体として機能。
  • 天井高が十分ある場合には、多段ラックを複数層に積み重ね可能。(各行政庁との協議が必要です。)
  • 各現場での利用・運用方法に合わせた設計を行ない、自社工場で製作、施工まで行う一貫体制。
  • アルミ製ではなくスチールラックなので、ラック自身が堅牢でたわむことがなく柱ピッチがより広くでき、作業性がアップ。
  • ボルトレス構造で施工性に優れ、段ピッチの変更やメンテナンスが可能。
  • 大阪・福島の2工場体制で業界随一、卓越した生産能力
    大阪府忠岡町の本社工場に加え、敷地面積230,000㎡(東京ドーム5個分)の敷地内に3つの工場棟を有する業界最大級の工場を2001年福島県平田村に開業しました。両工場で年間の棚板の生産能力は約180万枚、使用材料の重量は約4万5千トンになります。スケールメリットによるコストダウンとスピーディな生産を可能にしています。
    • 大量ロットの受注に対応
    • 製品の安定供給
    • 量産によるコストダウン

    ※福島工場は、2014年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰。2016年いきもの共生事業所認定。

  • 栽培ラックや歩廊を構成する部材の
    ほとんどをロールフォーミングで制作。
    • 継ぎ目のない強度に優れた長尺物加工
    • 生産リードタイムの短縮
  • 材質には生産性・耐久性に優れたプレめっき鋼鈑“エコガル”を使用。
    • 後めっき工程が不用
      めっき済みの部材をフォーミング加工するだけなので、後めっき工程が省略可能。
    • 優れた耐食性・加工性・防錆製
      水耕栽培に適した安心で安全な栽培環境を構築できます。

    ※エコガルはJFE鋼鈑(株)の登録商標です。