フレームシステム
より確実な地震対策空間の多目的化、柔軟な実験設備計画も可能。
トリコフレームは地震による「内部破壊」から人命や研究成果、設備そのものを守るためのひとつの解答です。
剛構造の六面体構造が天井、壁面、什器、給排気・給排水・電気設備などを含めた内装防災の考え方を、構造計画だけではなく、将来にわたる運営方法までも支えていきます。
主な特徴
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頑強なフレーム
スチール製のフレームは堅牢なラーメン構造です。天井部は100kg/m²に耐える構造となっています。地震時の保護具としての機能に加えて、通常時はダクトや配管の敷設、ユーティリティなど吊り下げ式の設備の保持に威力を発揮します。配線や配管も部分的にフレーム部材内に敷設することにより、乱雑さを軽減し、安全で良好な環境を確保します。
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後付可能で柔軟な照明計画
フレームに照明器具を取付けるため後付で効果的な配置ができます。
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使用目的別に空間を計画
建屋を壁で目的別に仕切るのではなくフレームを使用してラボ、ラボサポート、交流スペースなど目的ごとに構成します。
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ラボ用フリーアクセスユニットフロア
フロア材は、スチール製と塩ビ素材があり、什器の固定も可能。設備全体の安全性を確保できます。
フレームシステムの床はフリーアクセスになっています。それにより、一次側の設備供給位置に関わらず流し台やヒュームフードをレイアウトできます。 -
スロープ
既存の建物に設置する時のフロア進入部分に設けます。
機器固定用アタッチメント設置例
フレームシステムと設備、機器を固定することで地震による転倒を防ぎ、機器の破損や研究者のけがを防ぎます。
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移動支柱①
構造用支柱とは別にアタッチメント取付用の支柱は梁の穴位置に合わせて自由に取付けでき、床に合せて長さの調整も可能です。
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移動支柱②
高さの調節も可能です。
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固定用アーム
支柱により機器を固定するためのアームです。梁から距離のある背の低い機器の固定に有効です。
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固定用水平材
支柱の間に水平に横桟を渡し、倒れやすい機器やボンベを固定します。
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固定用金具
梁と機器を一体化する金具です。機器の転倒防止とともにムダな空間を省きます。
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固定用ポール
天梁のスリットを利用してどこにでも動かせます。
- 後から追加が可能
- 高さの高い機器はもちろん、床まで伸ばして低い機器を固定することも容易です。
デスクラックとの設置例
研究用デスクラックをトリコフレームと一体化した構造です。情報機器の電源、LANケーブルを配線処理し、強い構造と共に機能面でも充実したシステムです。